旭川市民劇場の六月例会が六月十日(金)午後六時半から、十一日(土)午後一時半から、いずれも市公会堂で行われます。
出し物は、前進座公演「くずーい屑屋でござい」(台本・演出 鈴木幹二)。古典落語「井戸の茶碗」を舞台化した人情話です。正直者の屑屋・清兵衛が、裏長屋に住む貧しい武家の母娘に呼び止められて仏像を引き取ったことから上を下への大騒ぎが巻き起こる、という物語。柳生啓介ほかの出演です。上演時間は一時間四十分(休憩なし)。
市民劇場は、会員の会費で運営している演劇鑑賞団体です。入会金二千円、月会費大人二千五百円、大学生千円、高校生以下五百円で、一年間に六回の例会に参加して、演劇を鑑賞できます。
三人以上のサークルを単位とした会員制で運営し、舞台裏を見たり、俳優・スタッフとの交流会もあります。サークルができない場合は、一人でも入会できます。
現在、会員を募集中。事務局長の鈴木真理子さんは、「演劇は何より想像力をきたえてくれます。スマホもネットもいいけれど、演劇をプラスした日常をご一緒に」と呼び掛けています。問い合わせは、平日午前十時から午後七時の間に、事務局(三ノ八緑橋ビル一号館二階、℡23―1655)へ。