北海道子どもの虐待防止協会道北支部(沖潤一代表)が主催する講演会が七月二日(土)午後一時半から、旭川大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)国際会議場で開かれます。講師は、元宮城県子ども総合センター長で、児童精神科医の本間博彰さんです。

 本間さんは、一九五〇年(昭和二十五年)静岡県生まれ。弘前大学大学院医学研究科修了。医学博士。二〇一一年三月十一日の東日本大震災発生直後から、自身も被災者でありながら、津波の被害が甚大だった沿岸部に入り、子どもたちの心のケア活動に奔走しました。その時の活動は、「がれきの中の天使たち―心に傷を負った子どもたちの明日―」(椎名篤子著/二〇一二年・集英社)につぶさに報告されています。

 「子どもの心に寄り添うということ―東日本大震災における子どもの心のケアに携わった経験から見えてきたこと―」と題して本間さんが話します。

 参加費は、千円。前売りチケットは、こども冨貴堂(七ノ八買物公園)で扱っています。当日券もあります。

 問い合わせは、旭川あかしあ認定こども園の宮崎さん(FAX57―6427・メール akasiaho@nifty.com)まで。