笹島明夫

 米国カルフォルニア在住のギタリスト笹島明夫が二十四日(金)午後七時から、旭川在住のベーシスト佐々木義生と旭川初のライブコンサートを神楽公民館「木楽輪」(神楽三ノ六)で行います。

 笹島は二十三歳の時、渡辺貞夫に認められ上京。その後、渡米し、一九八七年にジャズ界の巨匠・ティナーサックス奏者のジョー・ヘンダーソンをゲストに迎え、初のアルバム「AKIO」をリリース。高く評価されて、その後もヘンダーソンやロン・カーターとのアルバムをリリースしています。現在は、ユニークなレッスンサイトを立ち上げて注目を集めています。


佐々木義生

 佐々木は、故寺山修司主宰の「天井桟敷」で音楽を担当していましたが、一九八三年に活動の場を旭川に移し、シンセサイザーやパーカッション、ベースを駆使した独自のマインド・ジャズを提唱。その後、「ジャズマンス・イン・旭川」に音楽プロデュースやベース奏者として二十年間参加、ジュニア・ジャズ・オーケストラの代表も務めました。

 佐々木は「笹島さんとやっていたのは、今から四十数年前、私が二十歳前後の時。ライブハウス『JAM』で、彼はケニー・バレルとウェス・モンゴメリーを合わせたスタイルを華麗に弾いた。当時、すでに自分のスタイルを確立していた。それぞれの思いが重なる四十数年ぶりの今回のソロ&デュオライブを、多くの方に聞いてもらえたら嬉しい」と話しています。

 入場料は三千円(ワン・ドリンク付き)。入場券などの問い合わせは、佐々木さん(TEL080―5580―3567、メール ysasaki@mxy.mesh.ne.jp)へ。