学生・生徒の利用 月平均1500人

 フィール旭川(一条買物公園)七階にある「自習スペース」は高校生をはじめとする学生などに人気で、時期や時間帯によっては満席という状況だ。十日の一般質問で上村ゆうじ議員(自民会議)が「スペースを拡充することは出来ないか」と質問した。

(柴田貴保記者)

 この自習スペースの面積は二百十平方㍍で、現在テーブルが三十台、椅子(予備含む)が七十六脚ある。

 自習スペースが開設されたのは二〇一一年(平成二十三年)九月。設置の目的は、路線バスなどを利用する学生など市民が気軽に立ち寄り、時間を有効活用して読書や学習をし、学習機会の充実や学習意欲の向上を図ること。中心市街地の賑わいづくりへの寄与も併せて目的としている。

 設置当初の予算は、机や椅子などの購入費用として約二百万円だった。開設後、奉仕団体の国際ソロプチミストルンベル旭川が三年前から毎年、旭川家具の机と椅子を寄贈し続けていて、現在では三分の一強がルンベル旭川からの寄贈品になっている。

(続きは本紙または電子版でご覧ください。)

●お申込みはこちらから購読お申込み

●電子版の購読は新聞オンライン.COM