ものづくりのまち、旭川を世界にPRする「ASAHIKAWA DESIGN WEEK」(旭川デザインウィーク、ADW)が二十二日から二十六日の五日間、旭川家具センター(永山二ノ十)を主会場に開かれた。旭川家具工業協同組合(渡辺直行代表理事)などの主催。「くらしとデザインの広場」を掲げて家具や建築、デザインなど、さまざまな視点から旭川のものづくりの優位性をアピールした五日間に、道内外、海外から約一万人が来場した。市内各所で行われたイベントの模様をレポートする。

(太野垣陽介記者)

デザイン性、技術力をPR 旭川家具センター

 主会場の旭川家具センターでは、五日間通して組合に加盟する各メーカーの製品展示が行われた。

 入口では、東海大学旭川キャンパス出身で世界的に活躍する建築家・田根剛さんが手がけたインスタレーション「PARTS TO THE FURNITURE(パーツ・トゥ・ザ・ファニチャー)」が出迎える。背もたれや脚、座面など約四百もの椅子のパーツが宙に浮くように表現された作品を見た来場者たちは、驚いた表情で鑑賞していた。

 会場内では約五十社が製品を展示。各社のスタッフが来場者に自社製品のデザイン性や技術力をPRしていた。

(続きは本紙または電子版でご覧ください。)

●お申込みはこちらから購読お申込み

●電子版の購読は新聞オンライン.COM