福島第一原発事故の影響を避けるため、福島県から北海道へ避難している人たちを対象にした、相談・交流会が十八日(月・祝)午前十時四十五分から、午後一時四十五分まで、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で開かれます。ふくしま連携復興センターなどの主催です。

 福島県から北海道に避難してきた人たちは二千人を超えています。道内に定住を決めた人もいれば、「帰還か、定住か」の選択に悩んでいる人もいます。自主避難者向けの住宅提供が、来年三月で打ち切られるため、今後の生活に不安を抱いている人もいます。この相談・交流会は、そうした避難者に今後の生活を送る上での情報を提供するのが目的です。

 第一部は福島県からの情報提供と、宮城県から避難して旭川市内でチーズ工房ジャパチーズを開店した長尾英次さんや、福島県から移住し東川町で地域起しの活動をする「311から学ぶ会」代表の鈴木哉美さんが体験を話します。

 第二部は、軽食付で交流会が行われます。地元のNOP法人「旅とぴあ」や「旭川NPOサポートセンター」、「あさひかわSOSネットワーク」との交流もあります。

 参加は無料です。定員は三十人。無料の託児スペースを用意します。

 申し込みは、十三日(水)までに、氏名・託児の有無・電話番号・住所・メールアドレスを明記して、電話かファクス、メールで、北海道サポートセンター(TEL011―200―0973、FAX011―200―0974、メール npo@mb.infosnow.ne.jp)へ。