社会福祉法人・敬生会の夏まつりが二日、特別養護老人ホーム・敬生園(末広八ノ六)でおこなわれた。

 同法人が運営する三施設のうち二施設の入園者やその家族、地域住民ら約千人が来場し、職員や大学・専門学校生、高校生のボランティアらが笑顔で迎えた。今回で十七回目。例年参加する養護老人ホーム「敬愛園」の入居者らは、風邪のため出席を見合わせた。

 波岸裕光常務理事が「暑いですが、一日を思う存分楽しんでください」と挨拶。ホールの特設舞台では、旭実高の生徒たちによる太鼓演奏や末広保育園児の遊戯などが披露され、カラオケ大会も行われた。

 模擬店ではおにぎりやカレーライス、焼き鳥などが売られ、来場者たちは舌鼓を打ちながら、舞台の催し物を楽しんだ。一階への移動が難しい入園者は、自室がある二、三階から職員の介護を受けながら舞台に見入っていた。