市内四ノ十八にあった旭川四条郵便局が五ノ十八(国道三九号沿い)に新築移転して「旭川五条郵便局」と改称、十九日、新たなスタートを切った。

 旧局舎は二年前の検査で耐震性の不安が指摘されていた。また、旧局の駐車場は局舎から五十メートルほど離れた場所に二台分を確保しているだけだったが、新しい局には十台分があり、自動車での利用客にとっては利便性が大きく向上した。

 同日朝に行われた開局のセレモニーには、郵便局関係者や地域の人など約四十人が出席。那須善雄局長はあいさつの中で「四条郵便局は開局以来百七年という長い歴史を持つ局でした。その歴史を引き継ぎ、さらに地域の皆様に愛される局にするよう、職員一丸となって努力して行きます」と抱負を述べた。