ペットとの死別・離別で陥る「ペットロス」について考える講演会が九月十五日(木)午後零時半から二時半まで、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で行われます。緑の森どうぶつ病院(旭神三ノ二)の主催。

 「ありがとうと言えるための良い看取りとは?」のテーマで、獣医師の阿部美奈子さんが講師を務めます。愛するペットの最期に向き合うと、家族の一員と言える存在を失う不安と恐怖を覚え、それがペットロスの原因となる場合があります。主催する緑の森どうぶつ病院の担当者は「『あんな思いをしたくないから、もう二度と飼わない』ではなく、『あなたに会えて良かった』と思えるようになるための講演会です」と参加を呼び掛けています。

 参加費は五百円。申し込みは緑の森どうぶつ病院(TEL60―5866、メールmidorino@ai.wakwak.com)へ。

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 犬・猫の行動学などに関する二つのセミナーが九月二十二日(木・祝)、北彩都ガーデンセンター(宮前二ノ一)で行われます。獣医師やしつけのインストラクターなどが運営するNPO法人「手と手の森」(本田リエ理事長)の主催。

 講師は獣医師の水越美奈さん(日本獣医生命科学大学准教授)です。

 一つ目のセミナー(午前十時~正午)のテーマは「猫の気持ちの読み方と猫にやさしい住環境を作るには」。猫のストレス管理、病気に対する対応や予防などについて話します。

 二つ目(午後一時~三時半)は「動物行動学からみた犬と猫との楽しい暮らし方」がテーマです。現代の生活に合った適切な犬猫の飼い方、犬猫のボディランゲージを理解してストレスを管理する方法などについて学びます。

 参加費は五百円。申し込みは手と手の森(TEL60―5877、メールmidorino@ai.wakwak.com)へ。