旭川大雪観光文化検定は毎年、文化の日の十一月三日に行われていましたが、今年、検定公式テキストブック「旭川魅力発見伝」の改訂に合わせて、一月二十九日(日)に変更になります。

 テキストブックは二〇〇九年(平成二十一年)二月に初版を発行。七年が経過し、旭川を取り巻く環境が変化したことから、新たに項目を追加するなどの作業を行いました。

 七年前にはなかった①北の恵み・食べマルシェ、②北彩都・新駅舎、③ご当地グルメとして売り出している「しょうゆ焼きそば」や「ホルメン」などの食文化、④新たに出来た橋と川の関係、⑤観光客、特にインバウンドの数が大きく伸びている現状などについて、新しい記述が追加され、他の記載も刷新しました。

 これまでのテキストより十五ページ増えて、価格(二千百円・税込)も、若干の値上げを予定しています。発行は十一月上旬の予定で、旭川商工会議所(常盤通一)で販売します。

 検定は基本的にテキストブックに収録されている中から出題されます。旭川市と近郊九町の歴史や文化・観光などに関するものです。

 検定試験は二級に合格している人に限る一級と、二級の試験です。

 一級の受験料は一般個人五千百四十円、一般団体(五人以上)四千六百三十円、学生二千五百七十円。四問択一方式が五十問、記述式が二十五問の計七十五問で、八十点以上が合格です。

 二級の受験料は一般個人三千九十円、一般団体(五人以上)二千七百八十円、学生千五百四十円。五十問の四問択一方式で、六十点以上が合格です。

 合格者には「合格証書」と「認定証カード」、「バッジ」が授与され、市内観光施設への入館料無料などの特典があります。

 検定の申し込みと問い合わせは、商工会議所産業振興課(TEL22―8413)へ。