旭川小学校(東旭川町上兵村)の二年生七十五人が八日、自分たちが谷口農場(東旭川町共栄、谷口威裕社長)に植えた野菜を収穫し、旭山動物園の動物にあげる餌やり体験を行った。

 谷口農場では二〇一一年(平成二十三年)から、子どもたちが自ら育てた野菜を動物に食べさせることで地元の動物園をもっと好きになってもらおうと、この取り組みを続けている。

 六回目の今年は、六月に植えたカボチャを収穫した。谷口農場の小関拓哉さん(35)は、「自分たちで植え付けたカボチャがひと夏で大きく育ち、感動した子どもたちの表情が印象的でした」と話していた。

 カボチャは小さく切って、ヤギとヒツジに与えた。子どもたちは餌やりの後で動物に触れるなどして楽しんでいた。