雑誌「暮しの手帖」のバックナンバーを集めた企画展が、十月一日(土)から十四日(金)まで、こども冨貴堂(七条買物公園)のギャラリー・キッズで開かれます。

 「暮しの手帖」は、第二次世界大戦後の物のない時代に「美しい暮しの手帖」として創刊しました。「直線断ちの服」「商品テスト」など、暮らしを豊かにするための情報を消費者に伝え、創刊から半世紀以上たった現在も刊行を続けています。

 会場には、和風旅館扇松園(高砂台三)の女将、高橋仁美さんから提供を受けた、創刊号から四十八号までの「暮しの手帖」が展示されます。また、NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインのモチーフになった、創業者の大橋鎭子(しずこ)さんと初代編集長・花森安治さんにまつわるパネルの展示、関連書籍の展示販売も予定されています。

 入場無料。午前十時から午後六時(最終日は午後四時まで)。問い合わせは、同店(TEL25―3169)へ。