まちなかぶんか小屋(七条買物公園)が、寄席の開催三周年を記念して十月十二日(水)午後六時半から、「桂米團治・枝光二人会」を市民文化会館(七ノ九)小ホールで開催します。

 まちなかぶんか小屋では、二〇一三年(平成二十五年)八月のオープンの二カ月後の十月から、札幌在住の落語家・桂枝光の独演会を毎月開催してきました。小さな空間での迫力のある寄席は、毎月定員いっぱいの約四十人が来場する人気振りです。

 出演する桂米團治は、一九五八年(昭和三十三年)大阪生まれ。関西学院大学在学中に、人間国宝で父の桂米朝に入門。七八年(同五十三年)桂小米朝として初高座。〇八年(平成二十年)に五代目桂米團治を襲名し、今年六月には上方落語協会の副会長に就任しています。クラシック音楽やオペラ、語学など多才で、品のいい芸風が人気の落語家です。出囃子は「三下り羯鼓(かっこ)」。

 桂枝光は一九五九年(昭和三十四年)大阪生まれ。五代目桂文枝に入門、桂小つぶとしてデビュー。テレビ番組「ヤング・タウン」などに出演し、売れっ子に。九一年(平成三年)に札幌に移住、九六年(同八年)、桂枝光を襲名。札幌で寄席を盛り上げようと二〇〇五年(同十七年)に「平成改進亭」を開設した。出囃子は「猩々(しょうじょう)」。

 木戸銭は二千円。まちなかぶんか小屋、こども冨貴堂、ジュンク堂書店旭川店、市民文化会館売店、ローソンチケット(Lコード:12212)で販売中。

 問い合わせは、まちなかぶんか小屋(TEL23―2801)へ。