旭川理容美容専門学校(四ノ十二)の学生たちによる「理容&美容フェスティバル」が十九日、旭川市民文化会館で開かれた。将来、同校に入学を希望する中高生や父母、卒業生などから、ステージを彩る学生たちへの声援に包まれた。

 第一部は、一年生による「ワインディングコンテスト」。四十八人が、入学してから半年間で習得した細かな技術を懸命に競った。

 第二部の「ティーンズファッションコレクション」には、市内外から十一人の女子高生が参加した。それぞれテーマを設けたファッションを披露し、ステージに華を添えた。グランプリには、本郷未海さん(旭龍谷高二年)が、準グランプリに田中悠乃さん(美瑛高二年)が選ばれた。「出場すると決めてから今日まで色々と準備をしてきたのでグランプリを獲れて嬉しいです。支えてくれた家族や友人に感謝しています」(本郷さん)、「たくさん応援してくれたお客さんや友人、家族に有り難うと伝えたいです。とても楽しく、良い思い出になりました」(田中さん)と笑顔で話した。

 三部は二年生によるヘアメイクショー。衣装やメイクはもちろん、ステージ演出や構成なども学生たち自らがプロデュースした舞台だ。最優秀を獲得したグループのリーダー清水康輝さん(19)は「応援して頂いた皆さま、本当に有り難うございました」と、言葉少なに感謝の言葉を述べてイベントを締めくくった。