西武旭川店が九月三十日に閉店し、一九七五年(昭和五十年)八月八日のオープン以来、四十一年の歴史に幕を閉じた。

 同日の営業終了後、閉店セレモニーを見ようと多くの市民が集まった。遠藤進一店長が「言葉では言い尽くせないほどのご厚情に心より感謝申し上げます。四十一年のご愛顧、誠にありがとうございました」と挨拶。各部門の担当者たちとともに深々と頭を下げると、市民から大きな拍手が送られた。

 跡地の利用は、A・B館ともに決まっていない。西川将人市長は同日、「一日も早く中心部に多くの市民や観光客などが集い、楽しめる施設として利活用されることを願っており、市としてもその実現に向け、関係者としっかり連携しながら努力して参りたい」とのコメントを出した。