日本コミュニティ放送協会北海道地区協議会(会長 上野山彰・帯広FM―JAGA)が発足二十周年を記念して十六日(日)午後一時から三時間、全道のコミュニティFM二十二局が連携する特別番組「甘いもの自慢! お菓子なラヂオ~全道のコミュニティラジオ局が大集結~」を放送する。旭川ではFMりべーる(森山領社長、八三・七メガヘルツ)が参加する。

 コミュニティラジオ局は、空中電力二十ワット以下が基本の、いわゆる超短波放送局。現在、北海道地区協議会に加盟する局は二十二局あり、全局が共同で番組を制作するのは初めて。

 特別番組は、三角山放送局(札幌)がキー局となり、「道内のご当地スイーツ、ご当地お菓子から見えてくる地域」をテーマに、公開生放送で全道各局をつなぎ、各地のPRをする内容。

 FMりべーるは事前録音で、パーソナリティとして奥山コーシンさんが登場。当麻町の、でんすけスイカを使ったスイーツなどを紹介する予定だ。 FMりべーるの山川裕央放送局長は「全道の局が一丸となって制作する番組は初めてです。災害時など、コミュニティ局がライフラインになるケースも出てきています。北海道でもいつ、何が起こるか分かりません。この番組をきっかけに、緊急時の連携などを強固にして行くことが出来れば、今回の特番は意味のある放送になると考えています」と話している。