一九五三年(昭和三十三年)に結成された劇団「河」(星野由美子代表)が、来年二〇一七年六月に復活公演を行います。

 同劇団ではこの公演の出演者を募集しています。十八歳以上であれば、経験の有無は問いません。十八歳未満の人でも保護者の了解があれば参加できます。今年十一月から、週一回、日曜日の午後に三時間程度の練習に参加するのが条件です。

 一九八六年の「1982嫉妬」(清水邦夫作、星野由美子演出)を最後に活動を休止していた同劇団が、三十年の時を経て上演するのは、「詩と劇に架橋する十三章」です。座付き作家だった塔崎健二さん(故人)が四十年前に書き下ろした作品です。小熊秀雄の童話集を軸とし、詩人・吉増剛造、作家・佐藤春夫、評論家・吉本隆明のほか六編の詩をコラージュした舞台です。

 同劇団では「人前で演じてみたい、感じたことを叫んでみたい、思ったことを大声で言ってみたい、そんな思いを持っている方、劇団『河』の舞台に出演してください」と呼びかけています。

 一回目の練習は十一月六日(日)午後一時から、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で行います。練習を見学したいという人も大歓迎です。

 問い合わせと応募は、豊島勉さん(TEL 090―8274―1604、携帯メール syogekijyohonpo@ezweb.ne.jp )へ。