沖縄・高江のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事を描いたドキュメンタリー「高江 森が泣いている」(六十四分)の上映会が三十日(日)、ときわ市民ホール(五ノ四)研修室301で行われます。沖縄・北部訓練場ヘリパッド建設に反対する若者有志の会の主催。

 現在、高江では、政府が集落を取り囲むように森林を破壊しながら、六カ所のヘリパッド建設を強行しています。既に二カ所が完成していて、建設に反対する住民たちはテントを張って座り込みを続けています。

 映画では、今年七月十日、参院選の翌朝に数百名の機動隊を投入して始まった資材搬入の様子や機動隊による県道の封鎖、市民を力づくで排除し、三人が救急搬送された生々しい場面など、一カ月にわたる高江の「いま」を伝えます。「民意」とは何なのか、私たちに問いかけるドキュメンタリーです。

 上映は午後二時と、同七時の二回。大人六百円、学生無料。問い合わせは、同会の木村さん(TEL090―3892―1206)まで。