「地域医療と自治体病院の経営」をテーマにした研修会が十五日(火)午前十時から、旭川市議会議場で行われます。議員の政策形成機能の向上を図るための研修会ですが、一般にも公開されます。

 講師は城西大学経営学部教授の伊関友伸(いせき・ともとし)さんです。一九六一年(昭和三十六年)生まれ。一九八七年(同六十二年)埼玉県庁に入庁。県立病院課、社会福祉課、精神保健福祉センターなどを経て、二〇〇四年(平成十六年)に城西大学経営学部マネジメント総合学科助教授に就任し、一一年(同二十三年)から現職。研究テーマは行政評価▽地域医療問題▽保健・医療・福祉のマネジメント。

 夕張市の医療再生アドバイザーとして夕張医療センター設立に携わったほか、総務省の「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」の委員など、国・地方自治体の委員などを多く務めています。著書に「まちの病院がなくなる!?―地域医療の崩壊と再生」(二〇〇七年・時事通信社)、「自治体病院の歴史 住民医療の歩みとこれから」(二〇一四年・三輪書店)など。

 九十分の講演終了後、議員と講師とで質疑応答を行います。正午に終了の予定です。

 申し込みの必要はありません。直接議場へ。問い合わせは旭川市議会議事課(TEL25―6318)へ。