旭川商業高校吹奏楽部OB・OG会(伊藤直朋会長)が創部九十周年を記念する演奏会を十二月十一日(日)、文化会館大ホール(七ノ九)で開きます。

 創部した一九二六年(大正十五年)当時は、ハーモニカをベースに演奏を行っていました。昭和五十三年から弦・管楽器を導入し、現在の吹奏楽の形になりました。

 記念演奏会には、全国からOB・OG百五十人が集結します。二十代から三十代が中心ですが、今年六十五歳を迎えるベテランOBも参加します。

 プログラムは「時代を超えて、今響く旭商サウンド」をキャッチフレーズに、「祝典序曲」「創部90周年記念委嘱作品」「アルメニアンダンスパートⅠ」のほか、OBやOGが在籍時に作った曲など十曲を演奏する予定です。

 同会の川村勝則事務局長は「吹奏楽部として九十周年を迎えるのは全国的に見ても珍しいのではないかと思います。演奏会では、九十年の歴史を感じられるような演奏を披露出来ればと思っています。ぜご来場ください」とアピールしています。

 全席自由で、チケットは千円。ヤマハミュージックリテイリング旭川店(四ノ八)、コーチャンフォー旭川店(宮前一ノ二)、市民文化会館で販売しています。