「同性パートナーシップ制度と同性婚を考える」と題する講演会と勉強会が二十日(日)午後一時半から、ときわ市民ホール一階一〇一号室で開かれます。パートナーシップ(同性婚)を考える会・旭川の主催です。

 昨年、東京・渋谷区が「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例(パートナーシップ条例)」を施行し、日本で初めて同性カップルを結婚に相当する関係と認める書類の発行がスタートしました。パートナーシップを巡る動きは各地に広がり、道内でも、札幌の団体が秋元克広市長にパートナーシップ条例の制定を求める要望書を提出しています。

 「誰だって好きな人と人生を共にしたい」をテーマに、四人が講師を務めます。札幌弁護士会の須田布美子さんが、同性パートナーシップ制度と同性婚の現状と課題について報告。当事者の工藤久美子さん(北海道レインボー・リソースセンター代表理事)、国見亮祐さん(にじいろほっかいどう事務局長)、日野由美さん(ウィズアス―性同一性障害わたしたちとともに―代表)の三人が同性パートナーシップ制度と同性婚がなぜ必要なのか、その思いや考えを話します。

 旭川で、同性パートナーシップ制度についての集いが開かれるのは初めてです。

 参加費は、資料代として五百円。大学生以下は無料。問い合わせは、宮崎理さん(TEL080―5065―3587)