美瑛の風景写真を絵札にした「丘のまちびえい 写真かるた」の展示会が、ジュンク堂書店旭川店のギャラリージュンク(一条買物公園、フィール旭川五階)で十三日まで開かれた。

 展示会を開いたのは、かるたを企画・制作した美瑛在住の写真家、上野敬舟(けいしゅう)さん(58)。

 アワガミファクトリーの竹和紙にプリントした写真約20点の横に、対応する絵札・読み札を、美瑛の作家が作った趣のある額に入れて展示した。

 また、会場中央には畳を敷き、かるたを並べた。実際にかるた取りを楽しむ来場者もいた。

 会場を訪れた人から「フランスで日本語を教えているフランス人の知人が、かるたを教材に使いたいと言っている」と、後で連絡があったという。「大人も子どもも楽しめるようにかるたを作った」という上野さんは、「こんな使われ方もあるんだなあ」と感慨深げに話していた。

 税抜き二千円。モリヤ写真館(美瑛町本町1・TEL92―1819)で取り扱っている。