銀座ライオン旭川店(宮下十一)のファンクラブ、旭川ライオン会(会長=小滝達也・小滝畜産社長、会員数百二十人)が二十二日、旭川福祉園(花咲町一)にチャリティーオークションの益金九万二千二百四十六円を寄付した。

 旭川ライオン会は毎年十二月の例会でチャリティオークションを行っている。今年は十三日に五十五人が参加して開催。会員が家にある品を持ち寄ったり、同店の取引業者が商品を提供した。財布、ワイン、焼酎、ビール、食材、写真、目覚まし時計、ぬいぐるみなどが出品され、大いに盛り上がった。

 二十二日、旭川福祉園でオークション益金の寄贈式が行われた後、クリスマスパーティーが開かれた。同園の利用者は、寄付金で用意するオードブル料理を毎年楽しみにしている。サンドイッチ、おにぎり、巻きずし、シューマイ、スパゲティ、フランクフルト、卵焼きなどに舌鼓を打ち、カラオケ大会で盛り上がった。

 旭川ライオン会と旭川福祉園との交流は、一九九九年(平成十一年)に旭川ライオン会の第百回記念例会が行われた際、福祉園のハンドベル隊が演奏したことから始まった。同園の中田英作理事長は「十六年間もの長きにわたってご厚意を頂くことは他に例がなく、感謝し切れないほどありがたいです。お陰様でパーティーの料理は種類を多くすることが出来、ボリュームも満点で、利用者の皆さんも大喜びです」と話していた。

 銀座ライオン旭川店の佐藤泰輔支配人は「ライオン会の例会が少しでも地域の役に立ち、社会貢献できていることを誇りに思っており、その誇りが会の活動を続ける力になっています」として、今後も続けたいと話した。