農業の六次産業化について学ぶ研修会が二月二日(木)午後一時から、旭川トーヨーホテルで開かれます。上川総合振興局などの主催。

 「六次産業化」とは、第一次産業である農林水産業が、生産だけでなく、生産物を原材料とした加工食品の製造・販売、観光農園やレストランなど、第二次産業や第三次産業にまで踏み込むことを指します。

 実戦報告として二人の農業法人代表が話します。市内西神楽の北海道夢民村の島秀久社長が、「六次産業化に取り組んで十年」と題して、中富良野町の寺坂農園の寺坂祐一社長が「売れない六次化商品を軌道に乗せる十二の方法」と題して、それぞれの経験や企業展開を話します。

 また、上川農業試験場の木村恵・主任普及指導員が「人の心を掴む・動かす商品・販売戦略について」と題して講義をした後、参加者による討論会を行います。

 終了後の午後六時から、場所を変えて交流会も開きます。参加費は三千五百円。

 問い合わせは、上川総合振興局産業振興部農務課食品政策係(TEL46―4984)まで。