旭川グランドホテル(六ノ九)が、ホテルの五階屋外スペースに「かまくら」を製作し、観光客などホテル利用者に開放するサービスを始めた。

 かまくらは、ホテルスタッフ十数名が交代で約二週間かけて製作した。直径四・五㍍×高さ二・八㍍の大きさで、大人が八人入れる。かまくらの隣には雪のベンチもある。周りにラベンダーやななかまどをあしらったアイスキャンドルや雪だるまも置いて、観光客らに撮影スポットとして利用してもらう。

 湯浅秀昭マーケティング部長は、「最近は市内でも大きなかまくらは見る機会が少ないので、観光客はもちろん、市民や子どもたちにも体験してもらえたらと思います。ここで思い出の写真を撮ってくれれば嬉しいですね」と話している。

 かまくらの見学は無料。二月十二日(日)までの午後一時から午後九時まで開放し、午後五時からはライトアップされる。問い合わせは旭川グランドホテル(TEL24―2111)へ。