不登校も特別支援学級もない、同じ教室で皆が一緒に学ぶ、大阪市立大空小学校の日常生活を撮ったドキュメント映画「みんなの学校」(二〇一五年・百六分)の上映会が二十六日(日)、市民活動交流センター(宮前一ノ三)一階ホールで行われます。障害児も地域の普通学級へ・道北ネット(平田永代表)の主催です。

 大空小学校は普通の公立小学校ですが、不登校ゼロをめざし、発達障がいのある子も自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、皆同じ教室で学んでいます。児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人たちとともに、誰もが通い続けることのできる学校を作り上げてきました。

 何かのきっかけで、生まれ変わったような表情を見せる子ども、ともに歩む教職員や保護者たちの苦悩や戸惑い、そして喜びが画面を通して見る者にひしひしと伝わってきます。

 この映画は昨年夏に上映しましたが、観ることができなかった市民らの再上映を求める声に応えて企画されました。

 上映は午前十時からと、午後二時からの二回。前売りチケットは五百円(中学生以下無料)。こども冨貴堂(七条買物公園)、まちなかぶんか小屋(同)、あさひかわ新聞(八ノ六)で扱っています。

 問い合わせは、道北ネット事務局長の平田さん(TEL61―0038、メール kkhhesfam@yahoo.co.jp)へ。