サケの稚魚を一緒に放流しませんか――。あさひかわサケの会と大雪と石狩の自然を守る会(ともに寺島一男代表)が、三月二十六日(日)午前十時から、神楽岡公園の忠別川河川敷で行う「サケ出発式」への参加を呼びかけています。

 同会は一九八四年(昭和五十九年)から、家庭や学校、職場でサケの卵を孵化(ふか)させ、稚魚を飼育して、雪解けの時期に放流する活動を続けています。今年で三十四回目の放流です。

 卵から育ててきた“里親”たちと一緒に、海へと旅立つ稚魚を見送ります。申し込み不要。放流用の容器(上部を切断したペットボトルなど)を持参してください。ぬかるむので長靴が良いでしょう。

 放流の前には、旭川チカップニアイヌ民族文化保存会による祈りの儀式「カムイチェプノミ」とムックルの演奏も行われます。

 問い合わせは、寺島さん(TEL65―1940)、または橋詰さん(TEL090―9432―6572、午後六時~九時)へ。