小学五・六年生を対象にした職業体験会「キッズオープンスクール」が十八日、旭川理容美容専門学校(四ノ十二・遠藤恵子校長)で行われた。

 理容師や美容師の仕事に興味を持ってもらおうと、同校が二〇一四年(平成二十六年)から始めた。四回目となる今年は、募集開始から半日で定員の百人に達した。当日は体調不良などで不参加となった子どもがいて、九十人が集まった。

 遠藤校長の「理美容師は、お客様を綺麗にするお仕事です。人は綺麗になると笑顔になります。それをお手伝い出来るとてもやりがいがあり、喜びを感じられるお仕事です。今日はたくさん体験していってください」との挨拶で体験会がスタート。

 子どもたちは普段プロが使用している道具を手に、基本技術のシェービングやパーマ、カット、ネイル、ヘアアレンジに挑戦。一科目二十五分程度のメニューを順に体験した。

 子どもたちをサポートしたのは同校の学生たち。普段は教わる立場の学生たちも、自分の技術を再確認しながら、教える難しさを経験した。

 佐々木愛理ちゃん(小五)は「ネイルをやってみたくて参加しました。実際にやってみて予想よりも上手く出来たと思います」と目をキラキラさせて話した。