「旭川市少年少女オーケストラ(仮称)」の創設に向けて、「春のコンサートin旭川」が二十日(月・祝)午後二時から、旭川市公会堂で開かれます。どさんこ青少年オーケストラ協会(本部・札幌市、助乗慎一代表)の主催。

 同協会はオーケストラ活動を通じた青少年育成をはじめ、道内外・アジアなどの青少年との交流を目的に、二〇一三年(平成二十五年)に設立されました。同年十月に江別ジュニアオーケストラ(現在の団員数三十八人)を、また翌年十二月には岩見沢ジュニアオーケストラ(同二十人)、二〇一六年八月には名寄市少年少女オーケストラ(同三十五人)を立ち上げています。今年中に旭川でジュニアオーケストラを創設する予定です。

 代表の助乗さんは旭川市出身で、道教育大旭川校で音楽を専攻しました。助乗さんは旭川でのジュニア設立に向け、「“音楽の街・旭川”に初となるジュニアオーケストラが誕生します。記念すべき一期生になりましょう。仲間がいると音楽はもっと楽しくなります」「道内外や世界で友だちを作り、音楽の輪を広げ、旭川に子どもたちから音楽文化を根付かせたいです」と意気込んでいます。

 コンサートには、道内各地のジュニアメンバーで編成する「どさんこジュニアオーケストラ」が出演。旭川からはヴァイオリンの宮嵜響さん(明成高三年)が参加するなど、約六十人が出演します。

 曲目は、ヴィヴァルディ「四季」から春(全楽章)、バッハ「二本のヴァイオリンの為の協奏曲」、ブラームス「ハンガリー舞曲第五番」などを演奏します。また、三浦綾子作詞「ナナカマドの並木路」独唱とオーケストラ版(初演)の演奏も行われることになっています。

 前売りチケットは一般千円(当日千二百円)、高校生以下無料。市民文化会館と大雪クリスタルホールの売店、玉光堂イオンモール旭川駅前店、コーチャンフォー旭川店ミュージックコーナー、ヤマハミュージックリテイリング旭川で扱っています。

 問い合わせは助乗さん(TEL090―3898―1476、メール sukesan0716@gmail.com)へ。