第五回北海道ヘンプセミナーが二十一日(火)午後一時から、花月会館(三ノ七)で開かれます。北海道産業用大麻協会(菊地治己代表)の主催です。今回のテーマは「衣食住、環境にやさしい健康素材ヘンプの魅力」です。

 麻布大学環境科学科のパトリック・コリンズ教授が「3K:環境、経済、健康に役立つヘンプの魅力」と題して基調講演を行います。世界と日本の麻の歴史と文化、世界のヘンプ産業、建材として注目されるヘンプクリートの研究、大学におけるヘンプ教育などについて解説します。

 その後、日本大学客員講師の赤星栄志さん、ヘンプフーズジャパン社長の松丸誠さん、自然栽培マキヤ代表で建築家の槙田敦さんの三人が、衣食住の素材としてのヘンプの魅力について語り合うパネルディスカッションを行います。

 講演会は無料。午後四時ごろに終わる予定です。

 講演会の後、交流会が開かれます。講師や道内各地の研究会のメンバーらと意見や情報を交換します。参加費は五千円です。

 ヘンプに関心のある人なら誰でも参加できます。十九日までに、氏名・所属・連絡先(電話・メール等)と講演会・交流会の参加の有無を明記し、メールかファクスで、同協会事務局(メール kuchisaki@live.jp、FAX 46―5645、TEL090―4874―0354)へ。