15日、16日はサイン会も開催

 色彩豊かな絵とリズミカルな言葉で、子どもだけでなく大人のファンも多い、絵本作家・荒井良二さんの原画展が、十五日(土)から、ギャラリープルプル(七条買物公園)で始まります。

 日本を代表する絵本作家の荒井さんは、一九五六年(昭和三十一年)、山形県生まれ。「ルフランルフラン」で日本絵本賞、「たいようオルガン」でJBBY賞、「あさになったのでまどをあけますよ」で産経児童出版文化賞・大賞を受賞したほか、ボローニャ国際児童書展特別賞など、国内外の数々の賞を受賞しています。

 また、絵本以外にも、十二年のNHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当するなど、多方面に活躍しています。

 今展は、「あさになったのでまどをあけますよ」と、昨年出版されたばかりの新作「きょうはそらにまるいつき」の二冊の絵本の原画を展示します。

 入場無料。五月二十七日(土)まで。午前十時から午後六時。月・火曜日休み。問い合わせは同ギャラリー(TEL73―8289)まで。

 十五日と十六日(日)の午後一時半から午後二時半まで、サイン会があります。予約不要。こども冨貴堂で絵本を購入してから参加してください。

荒井良二&あべ弘士スペシャルトーク 5月13日

 五月十三日(土)午後二時から、ギャラリーを運営するNPO法人かわうそ倶楽部(あべ弘士理事長)の六周年記念イベントとして、荒井さんと絵本作家・あべ弘士さんとのスペシャルトークが行われます。先着五十人で予約が必要です。午後四時からはハルニレカフェ(七ノ八)で、記念パーティーも予定されています。

 参加費は、かわうそ倶楽部会員が五百円、一般が八百円。現在、かわうそ倶楽部会員の予約を受け付け中で、一般の予約開始は五月一日です。パーティーの参加費は千円。パーティーのみの参加も可。申し込みは同ギャラリーまで。