今日二十五日は、世界中でマラリア制圧について行動する「世界マラリア・デー」。旭川市出身で、青年海外協力隊員としてパプアニューギニアで活動中の高野悠己(ゆうき)さん(33)は、マラリア予防の啓発ソングを制作して、ユーチューブで配信しています。

 高野さんは、大学を卒業して就職した後、医療を志して旭川厚生看護専門学校で学びました。看護師として病院に勤務し、昨年の二月から、パプアニューギニアでマラリア、エイズ、結核などの予防啓発に携わっています。

 かつて日本にも存在したマラリアは、蚊が媒介する感染症です。今なお、世界で年間四十万人以上がマラリアで命を落としています。「歌によってマラリアの予防法を知り、マラリアについて考えるきっかけになればと思い、制作しました」と高野さん。

 パプアニューギニアの音楽界でレジェンドと称されるアーティストの一人、ジョン・ワルバットさんと仲間の協力を得て、完成に至りました。

 こちらのURL(https://www.youtube.com/watch?v=XMaR_I4oLjI)で配信中です。