美瑛時間 Wプレゼントキャンペーン 美瑛町で一日から、「美瑛時間 Wプレゼントキャンペーン」が始まった。キャンペーンポスターや三角柱POP、案内板のQRコードをスマートフォンなどで読み取り、専用サイトにアクセスしてアンケートに回答すると、抽選で毎月六人に町の特産品などが当たる。QRコードは、町内の観光スポット、飲食店、宿泊施設など約二百カ所に設置されている。

 キャンペーンは、美瑛町を訪れる観光客の情報分析を行うため、町が導入したシステムの運用開始に伴って企画された。アンケート結果や応募状況をデータとして活用し、「美瑛ファン」の拡大など観光振興に役立てる。事業には一般財団法人丘のまちびえい活性化協会を中心に、美瑛町と町内の四団体が参加し、北海道大学、北海道銀行が協力している。

 協会の泉剛生さんは「リピーターに合った情報の提供など、美瑛を訪れて気に入ってくれた人たちに、もっと何かできないかという思いがずっとありました。年間約百六十万人の観光客が町を訪れていますが、どこを回って、何を見ているかなど、詳しいことはよく分かっていない状況なので、まずはデータの蓄積が必要です。将来的には美瑛を気に入って、住んでくれる人が増えるといいですね」と話す。

 一つのQRコードからの応募は一回限り。別の場所のQRコードからは応募でき、応募回数に応じて当選確率が上がる。また、後からメールで送られてくる第二弾のアンケートに回答すると、期間中に三回ある、羽田―旭川の往復航空券など豪華景品が当たる抽選の対象になる。

 初年度のプレゼントの応募は来年三月十一日(日)まで。キャンペーンは三年続ける予定。
 キャンペーンの詳しい情報はホームページ(https://biei-fan.jp/welcome_all.php)で確認できる。問い合わせは、丘のまちびえい活性化協会(92―5677)まで。