ギャラリーシーズ(市内旭町二ノ三)で「猪熊佳子日本画展~きらめく森へ~」が開催中だ。

 猪熊は京都生まれ。京都市立芸術大学大学院終了後、日展を中心に活躍している実力派の日本画家。全国各地の美しい森を訪ね、ホワイトゴールド箔や金箔をふんだんに使った華麗な装飾と筆致で自然美を追求している。

 今展では、代表作と新作約三十点を展示。大雪山系や美瑛の青い池など、旭川近郊を題材にした作品もある。

 画廊オーナーの久木佐知子さんは、「当ギャラリーでは初の個展です。見る人を自然の森へと誘い、安らぎを与えてくれる作品たちです。ぜひご来場ください」と呼び掛けている。

 入場無料。七月三日(月)まで。午前十一時~午後六時半。火曜日休廊。