障がいの有無にかかわらず、幼稚園・保育園・学校を同じ場で、共に学び過ごすインクルーシブ教育を目指す活動に取り組んでいる「障害児も地域の普通学級へ・道北ネット」(平田永代表)が、十七日(月・祝)市民活動交流センター(宮前一ノ三)で、「みんなの学校をどうつくる?」をテーマにワークショップを行います。

 同会は、不登校も特別支援学級もない、同じ教室で皆が一緒に学ぶ、大阪市立大空小学校の日常生活を撮ったドキュメント映画「みんなの学校」の上映会をきっかけに、一年前に設立されました。これまで障がい当事者や保護者、保育士、教育関係者、ボランティア活動をしている人たちが定期的に集まる例会を持ち、それぞれ抱えている問題の解決策を求めて話し合いを重ねてきました。

 今回のワークショップはこの例会の拡大版です。旭川で「みんなの学校」を実現するため、現状や問題点を話し合い、いまの自分に何ができるかなどを自由に語り合う場です。

 ワークショップの後、お茶を飲みながら交流会と相談会を行います。ワークショップは同会の総会後、午後二時十五分ごろから四時ごろまで。その後、交流会となります。

 参加は無料です。誰でも参加できます。無料託児もあります。希望をする人は、あす五日までに申し込んでください。

 申し込みと問い合わせは、同会事務局長の平田さん(TEL・FAX 61―0038、メール kkhhesfam@yahoo.ne.jp )まで。