特定外来生物の「セイヨウオオマルハナバチ」を捕獲する実技の講習・学習会が二十二日(土)午前九時から、旭川リサーチセンター(緑が丘東一ノ三)で行われます。大雪山マルハナバチ市民ネットワーク、大雪と石狩の自然を守る会(ともに寺島一男代表)の主催。

 トマト農家の援助虫としてヨーロッパから輸入されたセイヨウオオマルハナバチが、ハウスから逃げ出して野生化し、市中や山野に生息しています。在来のマルハナバチと交雑したり、巣を乗っ取るなど、生態系を脅かす存在となっていて、在来の環境保全のためにセイヨウオオマルハナバチの駆除が必要とされています。

 当日は捕獲実技のほか、その生態を学びます。刺される心配はありません。定員四十人。小学生は保護者同伴のこと。参加費は三百円(資料代と保険代を含む。高校生以下無料)。野外活動に適した服装で、捕虫網(貸出も可)、ハチを入れる容器(五百㍉㍑の空きペットボトルなど)を持参してください。雨天時は室内で学習会を行います。

 問い合わせは寺島さん(tera2112@potato.ne.jp、TEL・FAX65―1940)、申し込みは二十一日までに福地さん(fnjwp883@yahoo.co.jp、TEL090―1303―9141)へ。