地雷で足を失うなどの障がいを持つ人たちに「バリアフリートイレを贈ろう」と活動する兵庫県の市民グループが六日(日)午後一時半から、その活動の報告会をじゃずそば放哉(ほうさい・六ノ七 ノムラビル一階)で開く。

 兵庫県尼崎市のNGОリズムネットワーク(上井滋子代表)は、地球規模で活動する地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)のプロジェクトを引き継いで活動する、女性ばかり十二人のグループ。地雷廃絶をアピールする地道な運動を続けながら、カンボジアにバリアフリーのトイレを贈る活動に取り組んでいる。

 ひょんなことから旭川と縁ができて、二〇〇一年夏から、度々来旭して地雷廃絶キャンペーンのイベントやカンボジアの孤児たちの絵画展を開催している。

 上井さんらメンバーが今年一月、カンボジアを訪問して実際に地雷の除去作業を体験して来た。会場では、地雷原を歩いて実際に地雷を爆破する画像や写真パネルを展示し、トイレを贈る活動についても報告することになっている。

 上井さんは、「旭川で初めてイベントをさせていただいてから十六年になります。市民のみなさんの協力で、活動を続けてくることができました。その感謝の気持ちを込めて報告会を開きます。ぜひ、ご参加ください」と呼び掛けています。

 司会は、グループと交流がある、FMりべーるのパーソナリティ・マダムケロコさん。飲み物やソフトクリーム、スイートポテトのサービスがある。問い合わせは、上井さん(TEL090―2043―2872)へ。