パートなど有期雇用の労働者が五年を超えて同じ職場で働いた場合に適用される「無期雇用転換五年ルール」について学ぶ講座が三十日(水)午後六時半から、ときわ市民ホール(五ノ四)で行われます。旭川労働組合総連合(杉原和人議長)の主催。

 臨時、パート、契約などの有期雇用労働者が、同じ職場で通算で五年を超えて労働契約を繰り返した場合、本人が申し出ることで無期労働契約に転換できる制度です。二〇一三年(平成二十五年)に施行された改正労働契約法によって、二〇一八年(同三十年)四月以降に適用される人が出てきます。労働者がより安定した立場で働けるメリットがある一方で、適用前に雇用を打ち切るなど労働者に不利益な動きが出ることも予想されます。

 講座では、制度の説明のほか、個別の相談にも対応する予定です。参加無料。申し込みも不要です。問い合わせは旭川労働組合総連合(TEL34―8315)へ。