市内で医療機関などを運営する医療法人仁友会(石田裕則理事長)が二十一日、旭川市子ども基金に三百万円を寄付した。

 同法人は北彩都病院(宮下通九)や永山腎泌尿器科クリニック(永山二ノ七)など、市内で七つの医療機関や介護施設を運営している。寄付は同法人の開院五十周年記念事業の一環として行われた。

 市庁舎を訪れた石田理事長は「所属しているロータリークラブでも高校生を持つ家庭の支援を行っていて、金銭的な面で多くの子どもたちが困っていると聞いています。今回は少しでも支援出来ればと思い寄付をさせて頂きます。『子どもを産める社会』実現の一助となれば嬉しいです」と話し、寄付金を西川市長に手渡した。

 また、記念事業として十月一日(日)、市民文化会館大ホールで、タレントの間寛平を講師に市民講演会を予定している。問い合せは北彩都病院(TEL25―1336)へ。