白老町を流れるウヨロ川でサケの遡上を見学するツアーが二十九日(日)、行われます。あさひかわサケの会、大雪と石狩の自然を守る会(ともに寺島一男代表)の主催。

 貸し切りバスで白老町を訪ね、ウヨロ川を遡上するサケを見学します。寺島さんは「ウヨロ川は現在、自然のサケの遡上を観察できる可能性が最も高い川です」と、この川に行く意義を説明します。

 当日は午前七時四十分に大雪アリーナ(神楽四ノ七)前付近に集合。八時に白老に向けて出発し、ウヨロ川のほか、同町のアイヌ民族博物館「しらおいポロトコタン」でアイヌ文化に触れます。さらに千歳市にある北海道区水産研究所の展示施設「さけます情報館」も訪問し、見学します。午後七時頃に旭川に戻る予定です。

 参加費は二千円(バス代、博物館入館券、資料代、保険料を含む)。高校生は千五百円、中学生は千四百円、小学生(保護者同伴のこと)は千三百円です。

 筆記用具、昼食、おやつ、飲み物、敷物などは各自で用意してください。昼食は、しらおいポロトコタンのカフェも利用できます。

 申し込みは二十六日(木)までに福地さん(TEL090―1303―9141、メール fnjwp883@yahoo.co.jp)へ。問い合わせは寺島さん(TELFAX65―1940、メール tera2112@potato.ne.jp)へ。定員の五十人で締め切ります。

サケのガイドしています

 あさひかわサケの会、大雪と石狩の自然を守る会では、十月の土曜、日曜、祝日に「サケのガイド」を行っています。

 同会のガイド養成講習を修了した「サケ案内人」が、午前九時半から午後三時半まで、忠別川のツインハープ橋下(旭神町側左岸)で簡単な解説、案内をしています。

 偏光サングラスがあると観察しやすいです。濡れて滑りやすい場所もあります。靴や服装などは各自考えて用意してください。車は川のすぐそばまで乗り入れ可能です=地図参照。途中にあるゲートは期間中、鍵が解錠してあります。

 申し込みの必要はありません。直接、観察場所へどうぞ。問い合わせは寺島さんへ。