流通団地にある一印旭川魚卸市場(竹田剛社長)が九月二十六日、年末商戦に向けた展示商談会を市場内のせり場で開いた。

 「お魚のある生活…食べやすさと美味しさの追求」をテーマに、約六十のメーカーがブースを設置。カニやエビ、サケやマス、魚卵など約千五百アイテムが並び、道内を中心に集まった百四社約二百人の量販店や小売店の担当者に自社商品をアピールした。

 同社の戸松政和・常務執行役員は「今年は昨年に続き水揚げ量が不安定で、価格も全体的に高めになっています。しかし、年末年始の魚介類の需要は高いので、手軽で比較的安価な加工品も含めご注文頂ければ嬉しいです」と話していた。