旭川信用金庫(原田直彦理事長)と愛別町(前沸秀幸町長)、鷹栖町(谷寿男町長)が九月二十七日、それぞれ包括連携協定を結び調印式を行った。

 同金庫はこれまで旭川市、富良野市と包括連携協定を結んでおり、今回の両町を加え二市二町と協定を結んだことになる。協定の内容は「地方創生(総合戦略)の推進に関すること」や「地域経済の活性化に資する事業」など五項目。

 同金庫本店(四ノ八)会議室で行われた調印式で、前沸町長は「我々は産業の振興を目指し、町内での消費の高循環を高めていきたい。今後は町の産業をどう守っていくかを考えながら、旭川信用金庫様としっかりと連携しながら将来のまちづくりを進めていきたい」と述べた。

 また、谷町長は「鷹栖町には多くの魅力ある原材料があります。それらをどのように磨き上げるかを検討しているところです。多くの情報網やノウハウを持つ旭川信用金庫様には、町が持つ魅力を原材料だけでなく、六次加工も含め、道外への発信にもご協力を頂ければと思っています」と期待を込めて挨拶をした。

 原田理事長は「より強固なパートナーとして協力していきたい。我々がもつ情報やノウハウなどを町の発展のため活用してもらい、町民のために全力で取り組んでいきたい」などと協力を約束した。