旭川ガス(齋藤隆社長)が主催するガス展が九月二十九日から三日間、旭川地場産業振興センター(神楽四ノ六)で開かれた。

 最新のガス機器やキッチン、ストーブ、リフォームコーナーが並ぶ広い会場に約九千人が来場した。

 今年のテーマは「未来に繋がる暖かい暮らし応援団!」。主要ガス機器メーカーやキッチンメーカー、トイレや洗面台などのリフォームメーカー等が出展し、各社自慢の機能性や安全性などを来場者にアピールした。二十九、三十日に行われたタイムセールでは、ガス展特別価格よりも更に安い限定価格で機器を販売。来場者を喜ばせた。

 昨年好評だった、旭川ガス社員が大鍋で作る、「おもてなし手作り鍋」の無料サービスも実施。特製きのこ鍋が振る舞われ、来場者の胃袋を温めていた。また、屋内外の飲食ブースでは「G,sパークグルメ」と銘打って、市内近郊の十の飲食店が出店。来場者が列をつくった。

 家族で来場したという斉藤努さん(38)は、「妻が電気ではなくガスストーブが良いと言うので、家族で見にきました。種類もたくさんあるので、まずは屋台で御飯を食べてからゆっくり考えます」と話していた。