講演会「奇跡がくれた宝物」が十一月三日(金・祝)午後二時から、旭川勤労者福祉会館(六ノ四)で行われます。旭川いのちを考える懇談会(宮崎勲代表)の主催。

 講師は小沢浩さん=写真=(島田療育センターはちおうじ所長、小児科医師)です。静岡県生まれ。著書に「愛することからはじめよう―小林提樹と島田療育園の歩み」(大月書店)、「奇跡がくれた宝物―いのちの授業」(クリエイツかもがわ)があります。

 島田さんは、小児科医師として重度心身障がい児とその家族を支える傍ら、中学校を中心に行う「いのちの授業」に取り組んでいます。生徒たちに自分が生まれた時のことを家族にインタビューさせ、それをもとに命の大切さを伝える授業です。また、初めて外来に来た子どもには手品を見せて笑わせ、医師という立場を意識させない関係づくりを行っています。そんな島田さんから、日頃の活動などについて聞き、改めて命の大切さを考える講演会となりそうです。

 チケットは大人千円、学生五百円、中学生以下無料。こども冨貴堂、ジュンク堂書店旭川店、コーチャンフォー旭川店で取り扱っています。託児(一人二百円)を希望する人は予約してください。

 問い合わせは野原さん(TEL・FAX48―7631、090―7515―8007)または村山さん(TEL・FAX35―8976)へ。