河合剛俊さん「ある日森を逍遥して」

 フォト集団「北限」のメンバー三人による写真展が、きょう十七日から、ヒラマ画廊(二ノ八左一・仲通二階)で開催中だ。

 河合剛俊さん、丹治昭一さん、中野常之さんの三人が、それぞれの作品を象徴する「森・花・寂」と銘打って開く、初の三人展。


丹治昭一さん「花ざかり」

 河合さんは一九四二年(昭和十七年)、夕張郡長沼町生まれ。高校教師時代に写真部の顧問になって写真の世界に。写歴四十年。

 丹治さんは一九四六年(昭和二十一年)、女満別生まれ。写暦三十五年。二〇〇五年、キャノン最優秀賞を受賞。


中野常之さん「それぞれの記憶」

  中野さんは、一九四〇年(昭和十五年)、樺太(現サハリン)真岡生まれ。一九七八年、「北限」入会。スナップを中心に写暦四十年。

 河合さんが「森や樹木」を、丹治さんが「花と人」を、中野さんが「廃屋などの風景」を主なテーマに、各十五点から二十点を出展、スケールの大きな写真展になる。

 入場無料。午前十時~午後六時(最終日の二十三日は午後四時)。

 きょう十七日午後六時から、会場でオープニングパーティーを開く。参加無料。問い合わせは、ヒラマ画廊(TEL23―9345)へ。