不登校について考える講演会が十一月十一日(土)午前十時半から、神楽公民館(市内神楽三ノ六)で行われます。不登校を考える市民ネット・オアシス(赤代将樹代表)の主催です。

 講師は社会福祉士の野村俊幸さん。二人の娘が不登校になった体験をもとに、道南地域で不登校や引きこもりの家族会、フリースクールの運営などの活動を続けています。野村さんが「わが子が不登校で教えてくれたこと~親とソーシャルワーカーの立場から~」と題して話します。

 野村さんは元北海道庁の職員。現在は道教育大函館校などの非常勤講師。著書に『わが子が不登校で教えてくれたこと 改訂版』(二〇〇九年・文芸社)、『カナリアたちの警鐘』(二〇一四年・文芸社)などがあります。

 オアシスは、不登校や元不登校の子どもを持つ、旭川と近郊の親たちの有志が今年四月に結成した市民グループです。毎月第二土曜日に、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で例会・交流会を開催し、親同士の情報交換や子どもたちが元気を取り戻すための場所づくり、孤立感を和らげる相互支援の場を目指しています。

 当日は、午前十時半から、野村さんの講演会。午後一時から三時半まで、野村さんとの座談会。その後は、午後五時まで交流会です。

 参加費は、五百円。会員以外でも参加できます。申し込みの必要はありません。直接会場にどうぞ。

 問い合わせは、事務局の尾崎さん(TEL090―3772―7340)へ。