三浦光世の自伝「青春の傷痕(きずあと)」の朗読会が十一月十日(金)午後一時から、三浦綾子記念文学館(神楽七ノ八)で行われます。

 光世は三歳で父親を亡くし、母は髪結いで生計を立てようと村を出て、離れ離れの幼少時代を過ごしました。入植農家の貧しい生活と腎臓病に苦しんだ青年時代、そして綾子と出会うまでの半生を書いた光世の自伝を、同館の朗読友の会「綾の会」のメンバー(五十嵐憲子さん、澤田佑子さん、菅野浩さん、小泉雅代さん、中辻明さん)が朗読します。

 申し込み不要。入館料(一般五百円)が必要です。問い合わせは三浦綾子記念文学館(TEL69―2626)へ。