地元で働く大人と高校生が交流し、仕事の体験も出来る「じもと×しごと発見フェア」が十六日、地場産業振興センター(神楽四ノ六)で開催された。北海道の主催。

 地元の高校生を対象に、地元企業が働く人の一日の過ごし方や仕事の内容などを説明し、働く人との交流や仕事の体験を通じて、卒業後や進学後の進路選択やその先の「未来の自分」をイメージするのに役立てもらうのが目的。昨年に続き二回目の開催だ。

 道や上川地域雇用ネットワーク会議、旭川市、キャリアバンクに加え、今年は地元企業にネットワークを持つ旭川青年会議所(JC・海老子川雄介理事長)が加わり、参加企業や高校生の募集を行った。

 旭龍谷、明成、旭商、旭実などから三百人を超える高校生が来場。旭川JCのメンバーがコーディネーター役となり、各ブースを案内した。

 参加した飲食店の哘崎(さそざき)恭寛さん(37、雪屋)は、「高校生に飲食店の仕事はどんなものか知ってもらう良い機会でした。業界的にも人員不足になっているので、今日お話しした高校生が一人でも飲食業に興味を持ってくれたら嬉しいです」と話していた。