田中博写真展「シマフクロウの聲が聞こえる。」が東川町の大雪ライブラリー(同町文化芸術交流センター内、北町一ノ一)で開催中です。

 田中さんは一九四九年(昭和二十四年)、東川町生まれ。七〇年に旭川市の職員に。九〇年から北海道の動物や自然風景を撮り始め、シマフクロウと出会う。翌九一年から本格的にシマフクロウの撮影を開始し、二〇一五年四月に「シマフクロウの聲が聞こえる。」を共同文化社から出版しています。

 シマフクロウの実物大の写真をはじめ、川の中の魚を足の爪でつかんだ瞬間の水中写真など八点と、シマフクロウの羽根なども展示しています。

 二十七日(土)午後一時半から、同会場で、田中さんが「シマフクロウに学ぶ自然保護」と題して話します。映像を交えて、約二時間の講演会です。入場は無料です。

 写真展は二月十二日(月・祝)まで。問い合わせは、同ライブラリー(TEL74―6801)へ。