ギャラリープルプル(七条買物公園)で「だれでもアーティスト いぬ展」が開かれている。その年の干支をモチーフにした作品を展示する、年明け恒例のイベントだ。

 戌(いぬ)を描いた絵やカレンダー、オブジェ、手芸作品など、幼児から大人まで、全国から五十三点の応募があった。最高齢は九十七歳で、墨で描いたかわいらしい犬の絵を出展した。来場者はお気に入りの作品を三つ選んで投票できる。

 会場にはあべ弘士さん作のタペストリーや、昨年出版された「あらしのよるに」の点字絵本の原画も展示されている。巻物に描かれた原画は、これまで出版社に保管されていたため、初めての公開展示となる。

 入場無料。二月二十四日(土)まで。その後、三月末まで休廊となり、あべ弘士さんやギャラリーのスタッフ、ボランティアの学生たちによるDIYで、ギャラリーの改装が行われる。リニューアルオープンする四月一日(日)に、人気投票の結果発表がある。

 ギャラリーのある緑道で二十日(土)、緑道ワークスのメンバーが企画した「緑道お餅つき大会」が行われた。小さい子どもや大人が入れ替わり集まり総勢七十人ほどが、餅つきを楽しんだ。

 中心となった旭川明成高校三年、永井風雅さんは「餅つきを体験したことのない子どもたちが多いので、体験させたいと思って企画しました」と話す。

 つき上がった餅は、永井さんのおばあさんに教えてもらいながら、参加者が一口大に丸めていった。はじめは慣れない手つきだったが段々うまくなり、きなこやゴマなど好きなものをつけて、つきたての餅を味わった。